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北海道で定番のお土産といえば、石屋製菓の白い恋人、ROYCE’のチョコレート、六花亭のマルセイバターサンドなどが有名ですよね。でも北海道には意外と知られていない絶品の名菓がまだまだたくさんあるんです!今回は北海道出身の私がとにかく1度食べてみてほしい、個人的に大大大好きな北国の名菓トップ10をご紹介します。
下記で紹介する商品は外さないお土産としてもももちろんおすすめですが、とっても美味しいので自分用のおやつとしてもオススメです。北海道に行く機会がなくても、WEB通販やアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」で購入可能なものもあるので、ぜひ一度食べてみてください!まじで美味しいです!とにかく好きです!
【10位】トラピストクッキー
10位は函館近郊の北斗市にあるトラピスト修道院で製造されているトラピストクッキー。トラピスト修道院自家製の発酵バターをたっぷり使ったこのクッキーは、1枚の厚さが3〜4mm程度で、さくっと軽い歯ざわりが特徴。口の中でスッと溶けていった後残るのは、こっくりした甘みとバターの風味。とにかくコーヒーにめちゃくちゃ合います。サクサク、はー、うま。内容量が多く、日持ちするので、会社に配るお菓子にもぴったりです。
あー食べたい。
□商品名:トラピストクッキー
□製造元:トラピスト修道院
□内容量と価格:3枚包×24…1,512円(税込)
【9位】ソフトカツゲン
9位は雪印メグミルクが北海道限定で販売している乳酸菌飲料のソフトカツゲン。9位にして早々と菓子ではなく飲み物がランクインしてしまったわけだが、そこはご愛嬌で…。
ソフトカツゲンは道産子が昔から飲み続けているソウルドリンク。道内では普通にスーパーなどで購入することができ、牛乳パックに入った形で売られています。味はヨーグルトを甘くした感じで、カルピスほどさらさらじゃないんだけど似た甘みがあり、ヤクルトやマミーにも似ているがしかし、最もよく似ているのはサントリーの「ビックル」だと思います。お土産にカツゲンを買うのはやや重量的に重いかもですが、自分用に購入して、お風呂上がりに飲むのは最高です。ぐびぐび。
あー飲みたい。
□商品名:ソフトカツゲン
□製造元:雪印メグミルク
□内容量と価格:
1000ml…215円(税別)
500ml…137円(税別)
300ml…105円(税別)
180ml…75円(税別)
【8位】防風林
8位は柳月(りゅうげつ)の防風林。これは本当に美味しい。ボート型の薄い最中生地の上に、キャラメルのヌガーとアーモンドが散りばめられたこのお菓子は、食感がさっくさくで、本当に軽い。ざく、ざく、ざく、と1枚3口くらいでぺろりです。キャラメルといっても甘すぎるということは決してなく、アーモンドがカリッと香ばしいので、いくらでも食べられちゃいます。私でいうと、1日で24枚入りの箱を1人でたいらげて母に怒られたことがあるくらい、それくらい一度食べ始めると止まらないので注意です。太るぞ!
ただ、防風林はとんでもなく美味しいにもかかわらず、北海道土産としてかなり影が薄い印象を受けるんですよね…。同じ柳月から出ている三方六に人気を食われちゃってるのかな…。とにかく一度食べるとくせになる美味しさなので、ぜひ食べてみてください!
□商品名:防風林
□製造者:株式会社 柳月
□内容量と価格:
12枚入り…670円
24枚入り…1,300円
30枚入り…1700円
出典: https://www.ryugetsu.co.jp/
出典:Yahoo!ショッピング
【7位】ノースマン
7位は札幌に拠点をおく千秋庵のノースマン。こぶし大のパイ生地の中に北海道産の小豆あんが入った焼き菓子です。焼き菓子と言ってもパイ生地はしっとりしていて、はむっとした食感が味わえます。甘さ控えめのあんこも本当に美味だし、この潰された平べったい形がまた良い!3時のおやつ、牛乳片手にノースマンと牛乳を食べると、なんだかほっとした一時を味わえます。
そういえばノースマンってよく実家の仏壇にあがってたっけな…。子供の頃はそれを勝手に食べて怒られたりして。先日急にどうしてもノースマンへの欲求が抑えられなくなって、有楽町の「どさんこプラザ」に行きました。探したらバラで売っていて、久しぶりに牛乳と一緒にほおばりました。はむはむ、幸せやぁ。
□商品名:ノースマン
□製造元:千秋庵製菓株式会社
□内容量と価格:
1個…162円(税込)
5個入り…885円(税込)
10個入り…1,761円(税込)
【6位】コアップガラナ
またお菓子じゃないのランクインしちゃったよ…。6位は炭酸飲料のコアップガラナ!最近では本州でもちらほら見かけるような…?
コアップガラナはソフトカツゲンと並ぶ道民のソウルドリンクの一つ。ドクターペッパーに似ているけれどさくらんぼのような香りはなく、化学的な香りとシュワシュワ感が癖になる、そんな炭酸飲料です。中毒性が高く、時々飲みたくてしょうがなくなるそんな味。道内ではコンビニや自動販売機などでも普通に売っています。赤いパッケージが特徴です。ちなみに我が地元函館の名物ハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」では、ラッキーガラナという名前のガラナが売られています。コアップガラナとはまたちょっと味が違うらしい。あら、同じだと思ってたよ!
キンキンに冷やしたコップに、たっぷりの氷とコアップガラナ入れて、一気に飲みたい。
□商品名:コアップガラナ
□製造元:株式会社小原
【5位】三方六
5位は柳月(りゅうげつ)の三方六。これも本当に好き。バウムクーヘンの周りにミルクチョコレートとホワイトチョコレートがコーティングされ、そのマーブル模様を白樺の木肌に見立てたお菓子です。上品な甘さと極上のしっとり感が特徴で、パクパク食べられちゃいます。個人的にバウムクーヘンは口の中の水分が持っていかれるようなイメージがあるのですが、三方六はしっとりねっとりしているからか、そんなことはありません。とにかく周りのチョコレートが優秀。あえて常温で食べるのがおすすめで、そうすることでよりしっとり感を味わえる気がします。紅茶と合わせて食べるのがおすすめです。
さてここでひと学び。そもそも“三方六”とは?
三方六とは…「北海道開拓時代、開墾のための伐採が各地で行われて、まっすぐな木は建築のために、その他は薪に割り、厳しい冬の燃料としました。 木口のサイズ三方が、それぞれ六寸(約18センチ)であったため、「三方六」と呼ばれ、三方六の薪があかあかと燃える裸火の炉の灯を囲んで団らんをし、疲れをいやしたのです。」とのことです。私はじめて知ったよー
□商品名:三方六
□製造元:株式会社 柳月
□内容量と価格:
1本(プレーン)…630円
2本入り(プレーン×2)…1,385円 など
【4位】函館こがね
4位は山一食品の函館こがね。おい、珍味やないか!
函館出身の私にとってこの函館こがねはベスト・オブ・珍味。色んなさきいかを食べてきましたが、やっぱり函館こがねの美味しさにはかなわない!さすがイカの街、函館。合成保存料などを一切使わずに過去された函館こがねは、噛めば噛むほどイカの旨味や香ばしさが口の中に広がる一級品。甘じょっぱい味付けがくせになり、一袋くらい平気で食べきってしまうほど。ビールや日本酒のお供にぴったりだと思うので、お酒好きの方のお土産にオススメです。ちなみに函館の金森倉庫では函館こがねの試食を配っていることがあるので、函館に行く予定がある方で試してみたい方は、ぜひ足を運んでみて!
【3位】スナッフルスのチーズオムレット&蒸し焼きショコラ
3位は、スナッフルスのチーズオムレット&蒸し焼きショコラ。函館を拠点に店を構えるスナッフルスの人気商品です。私も帰省のたびに購入しています。函館からこんな美味しいお土産菓子が生まれてくれて…私はとても嬉しい!
チーズオムレットは口の中でふわっととろける食感が特徴の濃厚チーズスフレ。手で持つと潰れてしまうくらい柔らかく、それでいてしっかりチーズの甘みと美味しさを堪能できる一品です。私はチーズがそんなに得意ではないのですが、このチーズオムレットだけは好き!いつも家族と取り合いになります。一方の蒸し焼きショコラは、ふわふわで濃厚なフォンダンショコラという感じ。チーズオムレットよりもややしっかりした口当たりで、チョコケーキ好きにはたまらない一品です。チーズオムレットと蒸し焼きショコラはどちらも一つ一つ包装されているのですが、直に触るとほろほろ崩れてしまうので、私はいつも包装を開けたらそのまま口にまるごと放り込むというワイルドスタイルを採用しています。ただ、本当はお皿にきちんと乗せてフォークで食べたほうが、優雅な一時を味わえると思いますのでおすすめです。
公式サイトから通販で購入することも可能なので、気になった方はぜひ一度食べてみてください。
□商品名:チーズオムレット&蒸し焼きショコラ
□製造元:ペイストリースナッフルス
□内容量と価格:10個入(チーズオムレット・蒸し焼きショコラ各5個入)…1,500円(税別)
□公式サイト:http://www.snaffles.jp/cheese_omelette/
【2位】五勝手屋丸缶羊かん
遂にきたか…2位は五勝手屋本舗の五勝手屋丸缶羊かん。四角い形の流し羊かんではなく「丸缶洋かん」なのがポイント。これはもう常にポケットに入れて歩きたいくらい好き。
明治3年から続く五勝手屋本舗が作り出す羊かんは、甘さが控えめで飽きのこない味が特徴で、それだけで十分2位にランクインする理由になるのですが、ただ、こと「丸缶羊かん」に関しては美味しさ以外のプラス点が。それは、羊かんを紐で切って食べるという新鮮さ!子供の頃からいつもこの紐で切って食べるという行為が楽しくてたまりませんでした。この紐で切るという作業含めて五勝手屋羊羹なんですよね。紐でペラッペラの薄い羊かんを作ってみたり、分厚い羊かんにしてみたり、気分によって色々楽しめるのが嬉しい。五勝手屋丸缶羊かんは美味しくて、楽しいんです。ここが好き。
函館空港や市内のおみやげショップなどで売られているので、この楽しい羊かんを体験してみたい方はぜひ一度購入してみてくださいー!
□商品名:五勝手屋丸缶羊かん
□製造元:五勝手屋本舗
□内容量と価格:
丸缶羊かん(1本)…270円
丸缶羊かん(3本)…842円
丸缶羊かん(5本)…1,404円 など
【1位】札幌タイムズスクエア
1位に輝いたのは、菓か舎の札幌タイムズスクエア!く…悔しい。札幌と銘打つお菓子が1位なんて…本当は函館のお菓子を一位にしたかった。けどこれ、とんでもなく美味しいんだもんしょうがないじゃない!しかもわかってるんです、東京ばな奈や萩の月に似ていることくらい…でも私があえて推したいのは、北海道産の小豆あんとカスタードクリームを入れた札幌タイムズスクエア「アズキ」味なんです。
札幌タイムズスクエアは、しっとりふわふわな食感が特徴の、菓か舎人気No.1のカスタードケーキ。各ご当地それぞれ似たケーキはあるものの、スポンジのきめ細かさはトップクラスです。代表的な味としては、しっとりぷっくりしたスポンジ生地の中になめらかなカスタードクリームが入った「プレーン」味と、カスタードクリームに加えて北海道産の自家製小豆あんを包んだ「アズキ」味の2種類があります。カスタードオンリーでもたまらなく美味しいのですが、個人的にはやっぱりカスタード&あんこが入った「アズキ」味が好きです。カスタードに合わせて甘さを控えた小豆あんがとっても優しい味わいで、温かい緑茶と相性抜群です。若い人はもちろん、お年を召された方にも喜ばれるお菓子だと思います。
公式サイトから通販で購入することも可能なようです。一箱ずつ包装されているので、お土産にもピッタリ。わたしも会社へのお土産として購入したことがありますが、とても喜ばれました。おみやげとして間違いなしの一品です。
□商品名:札幌タイムズスクエア
□製造元:菓か舎
□内容量と価格:
1個 …162円
4個入り …680円
6個入り…1,020円 など
□公式サイト:http://www.kakasha.com/indexkakasha.html
【番外編】しろくま雪ミルク
さて、TOP10の紹介は終了しましたが、番外編として気になっている商品がもう1つ。すすきの浪速亭の「しろくま雪ミルク」。のむスイーツとして生み出されたこの商品は、牛乳みたいだけど少し違う、不思議で甘くどこか懐かしい甘酒なんだそうです。なにこれ、知らなかった!
パッケージは札幌円山動物園とコラボしたものらしく、「しろくま雪ミルク」の売上の一部は、円山動物園のホッキョクグマの支援に寄付されるそうです。原料に使用している十勝の牛乳といえば濃厚な美味しさで有名。これは飲んでみたくなるな…メモメモ。