前回に引き続き宅建の話ですが、今回は僕が実践していた勉強法や覚え方を書いていこうと思います。
宅建学校の授業を受け始めたけど…
僕は宅建取ることにしたのは良いけど、不動産の事も法律も全く知らないド素人なので最初の頃はとにかく苦労しました。
僕が通った学校は分野別に授業があり、授業内容としては、テキストを講師の方が読み進めていき、重要なポイントや分かりにくい箇所を解説していくという進め方でした。
しかし、説明されても何が何だかよく分かりませんでした(用語もよくわからないし)。
できることとしては、とにかく重要と言われたポイントはテキストに赤ペンで書き込みや線を引いてるだけでした。
ハッキリ言って頭に入ってこないし、これヤバいな~と思いながらも必死に書き込みをしていました。
学校から帰ってきた後に一応テキストを見返すんですが、何となく「あー、こんなこと言ってたなー」程度の理解しか出来ませんでした。
ただ分からないながらも、この書き込みが後々やっといて良かったなと思いました。
授業を一通り受けた後は、模試テストをしていく日々
宅建試験本番前の9月に入ってからは、ひたすら模試をやりました。
でも、あまりよく理解していない状態でやった模試は散々で、一番最初の模試なんて10点未満でした。
(宅建は50点満点の各4択のテスト)
流石に自分で自分に引きましたねw
とりあえず、このままにしてもしょうがないので、模試の正答を見ながら、該当するテキストを見比べるということをしました。
そうするとやっとこの時点で「あー、そういう事なのか」と分かるんですね。
テキストに書いてある文を読んでいるだけだと答えしか書いていないので頭に入ってこないんですが、
問題を解いてテキストを見返すとやっと何を聞かれてるか、何がポイントなのかが分かるんですねー。
多分、僕が受験勉強やテスト勉強をしてこなかったから当たり前のことなんでしょうが・・・。
分かったことは別のノートにまとめた
ある勉強法をすると飛躍的に点数が伸び始めた
模試を解いてテキスト見返してということをしていると、点数は上がるんですが23点ぐらいで結構頭打ちになってきました。
何でかなー、ちゃんと毎回見返してるんだけどなーと思いながらも、また次の模試をやるんですが大体平均23点。
困ったなー、と思いつつ先生に相談してみたら
「それは多分、答えを選ぶ時に理由が明確じゃないからじゃない?」と言われました。
あー、確かに!
4択から選ぶ時に
1.これは多分違う
2.これも多分違う
3.これは多分正解
4.これは知らない
としか考えていなかったんです。
だから、何となく自分でもどこか勘を頼りにしていると言うか、フワフワした選択をしていたんだろうなと思いました。
ということで、次の模試からは
1.これは〇〇の話だから間違った答え
2.これは10じゃなくて本当は20だから間違った答え
3.これは正解だと思う
4.これは知らない
というように、模試問題用紙に選択した理由を書いていくようにしました。
(丁寧に書いていると時間が掛かるので、一言程度)
そうすると、答え合わせの時に何故間違えたか・何を勘違いして覚えているかというのが分かり、その後にテキストを見るので、以前より全然頭に入ってきました!
(汚い字ですが、こんな感じ…)
これを実践してからようやく平均して30点を超えた点数を取れるようになってきました。
いやー、本当に聞いてよかった。。。
苦手分野の克服
9月末頃になると何回も模試をしているので、苦手箇所が見えてきました。
僕の場合は、民法は割とできたのですが、法令上の制限と宅建業法の前半がよく間違える箇所でした。
(15~23問目、26~35問目付近)
なので、まずは過去にやった模試の15~23問目、26~35問目をやり直し。
毎回覚えたはずの問題で間違えてて嫌になるけど挫けない!
次にゴチャゴチャした事は語呂合わせや表・ダイアグラムにして覚える。
例えば、国土利用計画法の事後届出制の数字を覚えるなら
※2019年の時点
市街化区域 | 2,000㎡以上 |
---|---|
市街化調整区域 | 5,000㎡以上 |
非線引き都市計画区域 | 5,000㎡以上 |
準都市計画区域 | 10,000㎡以上 |
都市計画区域外 | 10,000㎡以上 |
と紙に殴り書いた上で、「事後に午後ジュージュー(2,5,5,10,10)」と覚える。
頭の中を整理した上で、語呂合わせすると意外と入ってきました。
後はこれをひたすら続けていって点数を少しずつ上げていきました。
このおかげか、宅建本番1週間前には40点前後を取れるくらいにはなりました。
50問を解くための時間配分
時間配分を意識しておくことは大事だと思います。
僕の場合は模試の時は毎回
民法 | 40分 |
---|---|
法令上の制限 | 20分 |
宅建業法 | 40分 |
税金・その他 | 10分 |
見直し | 10分 |
位を目安に時間配分をしていました。
これはもう人によって様々だと思いますが、時間感覚を体に染み込ませるのは大事だと思いました。
次は、いよいよ試験本番のことについて書いていきたいと思います。