目次
はじめに
30歳OL。私が妊活中に行ったことをまとめました。
私は妊活中に毎月授からなかったと分かったら、「他にできることあったのかな?」「何が足りなかったんだろう?」って考えてしまって、すごい自分を追い詰めてしまうことがありました。妊娠って努力したから結果が出るってものじゃないのに、特に妊活後半は妙に焦ってしまって。普段から生理不順ぎみだったり、卵巣の腫れでクリニックに通ったりもしていたので、もしかしてこのまま妊娠できないのかな、なんて考え込んだり。
そんな私は妊娠のために自分で何か頑張れることがなくなるというのがすごく怖くて。運やタイミングに任せるだけじゃなくて、自分でなにか頑張れる、試せることが他にもある!って思えたのが安心材料というか希望だったので、ここに書き留めておきたいと思いました。
実際にどれが効果的だったのかなどは私自身もわかってませんし、とにかく本やサイト、周りの先輩ママに聞いて知ったことを色々試してみたというのが本音なので、実際医学的根拠がないものも含まれていると思います。でも試さないよりは試したほうが自分の気持ちを納得させられるだろうと思って、自分のために色々試しました。
①不妊症検査とタイミング法の実施
妊活を始めるにあたってまずはクリニックで不妊症検査を受けました。
「超音波検査」「血液検査」「ホルモン検査」「子宮卵管造影」などの検査を通じ、不妊の原因になるような異常がないかどうかを確認。旦那も一緒に「精液検査」を行いました。
不妊症検査で一番きつかった「子宮卵管造影検査」のレポは下記をご覧くださいー
と同時に、タイミング法を試すため、月に2〜5回程度クリニックに通い、排卵のタイミングを確認してもらいました。
②基礎体温をつける
タイミング法とも関わりますが、妊活を開始するにあたって基礎体温をつけ始めました。
使っていた基礎体温計はオムロンの「婦人用電子体温計」。
面倒くさがり屋の私は、できるだけ検温時間が短くて、アプリに結果を自動送信できる体温計じゃないと絶対続かない!!という自信があったので
・平均10秒の予測検温
・検温データを提携アプリに簡単転送できる
という特徴のある、この基礎体温計を購入しました。(ちょっと他の体温計より高級なのが可愛くなかったけどT_T)
毎日朝目覚めたら、動かずに、体温計を口に入れて、基礎体温をはかる日々が始まりました。最初は面倒くさかったけど、1ヶ月くらいしてやっと慣れた(・∀・)
妊活にあたり一番気になるのが排卵のタイミング。
基礎体温は、排卵のタイミングを予想する1つの参考になりました。
③妊娠に関する本を読む
妊活するにあたって、改めて「妊娠の仕組み」や「不妊治療の現状」について勉強してみました。
排卵とは、月経とは、受精とは、といった基本知識から、不妊治療の種類や最新情報について、色々な本を読んでみました。
個人的に特に勉強になった、というか単純に面白かったのは「不妊治療を考えたら読む本 −科学でわかる「妊娠への近道」− 著者:浅田義正/河合蘭」という本。
2016年出版の本ですが、自分が知らなかったことがわかりやすくまとまっていて、非常に興味深かったです。
例えば、妊娠しやすい日はいつかという問題について。この本に掲載されている実験データによると、排卵の5日前から排卵日までの6日間が妊娠しやすいタイミングであり、最も妊娠しやすいのは排卵日の2日前とのことでした。
私はそれまで排卵日前日が最も妊娠しやすいものだと思いこんでいたのですが、そうとは限らないということがわかり、びっくりしました。
それを知って、排卵日前日にタイミングをとることを逃してしまっても、がっかりすることがなくなりました。
④葉酸やマカなどのサプリを飲む
赤ちゃんの脳の発育を助けたり、神経をつくる働きがある「葉酸」は、妊娠のごく初期から不可欠な栄養素であるため、妊活中から積極的にとることが推奨されています。妊活を開始してから私は「ディアナチュラ」の葉酸サプリを飲み始めました。
また、「黄体形成ホルモン」を促進させたり、滋養強壮の効果があると言われる「マカ」のサプリを夫婦で飲み始めた他、「ヘム鉄」や「亜鉛」などのサプリも合わせてとるようにしました。
⑤妊娠に重要と言われている栄養素を積極的にとる
妊娠のしやすさに食べ物が影響するのか、という問題には賛否両論あるようですが、私は妊活の一環として「食」「栄養素」からのアプローチも軽く試してみることにしました。参考にしたのは2017年に出版された「卵子の老化に負けない 妊娠体質に変わる栄養セラピー 著者:古賀文敏/定真理子」です。
例えば
・高たんぱくな食事を心がける。 …肉、魚、卵、豆製品に加え、プロテインなどを意識的にとるようにしてみました。
・血糖値を上げにくい食品をとる。 …白米を玄米に変える。食パンをライ麦パンに変える。おやつはビターチョコレートやミックスナッツにするなどしてみました。
・抗酸化作用のあるビタミンEをしっかりとる。 …ビタミンEには排卵の促進・ホルモン調節・血流を良くするなどの作用があるそうなので、ビタミンEを多く含む食材(アーモンド・ヘーゼルナッツ・落花生・アボカド・さつまいもなど…)を積極的にとるようにしてみました。
などなど。ストイックにではなく、夫婦でできる範囲で食事を気にしてみました。
もともと食べるのが好きで、好きなものを結構自由に食べていた人間だったので、もしかしたらこの食生活を意識したことで、妊活うんぬんではなく、普通にちょっと健康になったかもしれないですね笑
⑥体を温める
体(特に下腹部)が冷えると血行が悪くなり、卵巣や子宮の機能が低下する可能性があると聞いたので、口にするものや生活習慣を見直して、できるだけ体を温めることを意識しました。
お風呂につかる回数を増やす。
基本シャワーのみだったのですが、半身浴や全身浴の回数を増やしました。
筋肉をつける。
体(特に下半身)に筋肉をつけるため宅トレを始めました。脂肪を減らして筋肉を増やすことで体の体温が上がるらしいです。
常に腹巻きや靴下を履く。
お腹や足元を冷やさないように、腹巻きや靴下を履くようにしました。
ユニクロのマタニティスパッツを履く。
お腹まですっぽり覆えるマタニティスパッツ。本来は妊娠後に履くものですが、お腹を冷やさないようにするために購入して履いてました。
飲み物は温かいものを意識してとるようにする。
どちらかというと冷たい飲み物を飲みがちだったのですが、温かいものを積極的に摂るようにしました。
薬用養命酒を飲む。
冷え性に効果があると言われる養命酒。妊活をしていた知り合いに勧められて飲むようになりました。
⑦神社にお参りに行く
子授けのご利益があるとされる近くの神社にいって、神様にごあいさつ。正直お参りするだけで授かれるとは思っていませんでしたが、妊活後半で気が立っていた時に、自分の気持ちを落ち着けるために行きました。行ったら安産祈願でたくさんのお腹の大きな先輩ママさんもお参りにきていて、少し元気がでました。
お参りを通して改めて、私赤ちゃん授かりたいなぁと実感できたのが良かったです。
⑧ストレスを溜めない!
妊活に関する色んな本やサイトを見ましたが、共通して言われているのがコレ!ストレスを溜めないこと!
実は私は妊活後半、めっちゃストレス溜めてました。でも
・「肩の力を抜いて妊活するようになった途端授かった」
・「妊活を一旦やめにして、気分転換に旅行に出かけたら妊娠した」
といった体験談や噂をよく目にしますよね。
私のいとこで不妊治療をしているお姉さんも、ずっと妊活していて、でもできなくて辛くて、一旦考えるのやめて趣味の時間を増やすようになったら授かった。と言っていて、ホントかな?と思っていました。
でもたしかに私自身、ここまで記述してきたこと色々やったけどなかなか授からなくて、旦那さんにもあたるようになってしまって、「肩に力入れすぎず、自然に任せようか」って話し合った矢先に授かることができました。
ストレスから開放されたからできた!なんて短絡的には考えていませんが、1つ気持ちの準備が整ったタイミングだったんだろうなとは思います。
先述した「卵子の老化に負けない 妊娠体質に変わる栄養セラピー 著者:古賀文敏/定真理子」の中には、次のように書かれています。
ストレスは栄養不足を招きます。(中略)ストレスを受けると、私たちの体には活性酸素が発生します。体内で活性酸素が増えれば細胞の老化が促進され、「酸化(サビ)」が起こります。細胞が酸化し、傷つけば老化は促進され、妊娠を遠ざけるばかりか病気の引き金にもなってしまいます。
妊活を頑張れば頑張るほど、ストレスってどうしても溜まっていくと思うのですが、がんばりすぎないように調整することも大事なんだなと感じました。
個人的に行ったことを書き連ねた記事にはなりますが、これから妊活を始めようと思っている方、妊活中の方などにとって、少しでも参考になったら嬉しい。
「こんなことやってる人もいるのねー」という気持ちで見てもらえたらと思います(*´∀`*)